お友だちへの岡田式浄化療法の調査

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愛知県  I・Tさん(65歳、女性)

〔Tさんへの浄化療法の調査を始めて〕

 平成19年のことです。浄化療法を多くの方が安心して受けられるとともに、効果を研究する目的で、大規模な調査が行なわれていることを知り、私も調査員として登録しました。
 誰に声をかけようかと考えていると、以前から気にかかっていたTさんのことが私の頭に浮かびました。Tさんは糖尿病の影響で左目の視力がなくなっており、また17年に脳梗塞で入院をしている方でしたので、早く元気になってもらいたいと思っておりました。
 3月になって、浄化療法の調査のことを伝えてお願いすると、快く協力してくださいました。私はまず「調査票」の最初に書いてある調査の協力と具体的な内容を読み、説明しました。そして浄化療法の施術を通して、その前後の体調の変化の様子や、生きがいや生活・人間関係についての満足度、生活の質(QOL)について、ありのまま記入していただきました。

〔調査の協力者が増える〕

 Tさんに浄化療法を施術しているところをご主人が見ておられましたが、ある日、ふとしたことから、ご主人に15分位浄化療法を施術すると、脇の下の腫れの痛みが嘘のように消えたとのことで、次の日からは私が行くのを待っておられて、ご夫婦で浄化療法の調査に協力していただけることになりました。
 その後、Tさんのご近所で、私のお友だちのMさん、Iさんの2人も加わりました。Mさんは不眠症、Iさんは乳がんの手術が決まっているような状態で、4人は月曜から金曜日までわが家に通って来られるようになりました。
 私一人で4人に浄化療法を施術するのは大変なので、近くのMOA健康生活ネットワークの調査員のみなさんにも協力してもらいました。お忙しい中を嫌な顔もせず、むしろ人のためになるのであればと、みなさん喜んで協力してくださいました。
 浄化療法をするようになってから、Mさんは、「よく眠れるようになったわ」と喜んでおられます。Iさんは、その後手術をされ、抗ガン剤を飲みながら、毎月1回の検診を続けておられ、経過は良好と伺っています。

〔調査から統合医療を知る〕

 平成19年5月、4人のお友だちと、市内で開かれたMOA食育セミナーに参加しました。現代社会における生活習慣病やストレス社会の実態とともに、人の体をつくる食事の大切さ、日本の食糧自給率と輸入食品に潜む蔭の部分の課題など、興味ある講演を聞くことができました。そのためには、「賢い消費者になりましょう」がテーマで、その第一歩として買い物をする時に「原材料表示」を見て確認していこうと、提案がありました。帰ってから、みんなで「いい話だったね」「また行きたいね」と、会話が弾みました。
 ある日、浄化療法を施術した後に、「浄化療法の調査内容はどのように使われているの?」という話になり、協力してもらった調査のアンケートの結果を、医師が統合医療学会などで、有効性や安全性について発表をしていくことや、名古屋療院にクリニックがあり統合医療を推進していることを伝え、「豊川にも岡田式健康法を実施している施設があるのよ」と伝えました。Tさんは「私は行ったことがあるよ。Iさん宅で施術を受ける時の雰囲気より、かしこまっている感じがして緊張した。しかしつらい体がいつも以上に楽になって、終わってからも気持ちが良かった」と言われました。それで、5人で行ってみようという話になり、9月に「健康生活館とよかわ」に行きました。

〔健康生活館での感動〕

 健康生活館は、どこにでも花が飾ってあり、私たちを気持ちよく迎えてくれました。そして、資料の「岡田式浄化療法について」「病気にならない生き方」、小冊子「感謝」などを使って岡田式健康法について、簡単に説明してもらいました。
 説明の後、実際に浄化療法を受けました。その後にお花をいけて、抹茶をいただきましたが、私たち5人は生活館のスタッフやボランティアのもてなしの心に感激しました。
 Tさんのご主人は、資料を一生懸命読まれ、MOAでは病気が人体機能を回復するための浄化作用と捉えていることや、浄化療法をはじめとする岡田式健康法が、単に痛いところがよくなるというだけではなく、人の幸せを願って取り組まれていることを理解されたようでした。また、目に見えない世界が全ての基になっているという岡田先生の考え方に「岡田先生はすごいことを言っている」と強く感銘しておられました。
 今ではTさん夫妻は、「いつまでもみなさんのお世話になるだけでは申し訳ない、夫婦で浄化療法を施術して元気になりたい」とMOAに入会されました。
 現在Tさん夫妻は、毎週水曜日にわが家にこられて、浄化療法を私に施術してくれたり、私から受けたりしています。時間がある時は、Tさんと健康生活館に行って楽しいひとときを過ごしています。花の好きなTさんは、時々「健康生活館にお花を届けてください」と持ってこられますので、お届けしています。

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